2/16にアドテク業界の人間であれば誰しも待ちに待っていたであろう、Google AdWordsの入札戦略のアップデートが発表されました。

参考:AdWordsの入札戦略が「ポートフォリオ戦略」へ名称変更。今後は目標CPAが広告グループ単位で可能に。

元々、入札戦略はコンバージョンオプティマイザー(CO)を拡張させたものであるとAdWordsのヘルプには記載があります。

具体的には広告グループ単位でしか目標CPAを設定できなかったコンバージョンオプティマイザーに対して、入札戦略ではキャンペーン単位での設定”も”可能になったというものでした。(参考:【Google AdWords】コンバージョンオプティマイザーと入札戦略の違いとは)

が、AdWordsの入札戦略とCOにはポートフォリオの概念がありません。(つまり目標CPAを設定したキャンペーン全体でその数値に近づくように最適化されますが、配下の広告グループ全てのコンバージョン(CV)が最大化するように調整する機能は無い。)

それが、今後のアップデートで実装される可能性が高まってきました。

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一番のポイントは「キャンペーン配下の広告グループへの目標CPA設定」が容易(機能強化を行う)になったこと

入札戦略はAdWordsのヘルプによると、”広告グループまたはキャンペーンで15件/月のコンバージョンが必要”と書いてあります。

そのため、キャンペーン丸っと目標CPAを設定して、各広告グループには目標CPAをかけずに入札戦略の動きに任せている運用体制の方も多いと思います。

またCV数の制約から、キャンペーン配下の広告グループで上記条件をクリアしている広告グループがほとんど無いため、キャンペーンに丸っと目標CPAをセットしているケースもあると思います。

今回のアップデート情報により、目標CPAを共有ライブラリの”入札戦略”から設定すること無く、直接キャンペーンから設定可能になるというだけな気がしますが、それは違います。

今後僕の想像する入札戦略の未来は、かなり明るいと思っています。

次に実装されるのはキャンペーン(広告グループ)の過去実績からGoogleが算出した「推奨目標CPAの提示←予想

なぜGoogle AdWordsは”ポートフォリオ”戦略と名付けたか。

理由は明確で、各広告グループの目標CPAも含めて全体でCV数を最大化するよう、”本当の意味での“ポートフォリオ機能を入札戦略に持たせるように開発を進めていくという、Google側の意思の表れです。

考えてみれば当たり前で、各広告グループ毎に適切な目標CPAを算出するなんて人間業では無いために、キャンペーン全体(or 広告グループ複数)に適用して”大雑把に”入札単価調整を任せていましたが、広告主にとっても本来は全ての広告グループでのCV数最大化ができればそれが良かったのです。

が、現状ではポートフォリオ機能が無いために3rdパーティ製入札ツールを導入したり、手動での運用のまま行なっていたりと入札戦略の導入に二の足を踏んでいた訳です。

その流れを変えるべく、今回のアップデートの内容に含みを持たせているのです。

次に実装されるのは、間違いなく推奨の目標CPAを提示してくれる機能”のはず。でなければ、広告グループにいくらの目標CPAを置けば良いのか分からないから。

これはほぼ間違いないと僕は考えています。

 

自動入札ツールを開発している企業は今頃大慌てだと思いますが、何とかAdWords Scriptを利用した連携等に踏み切って頂き、入札戦略との差別化を図っていただければと思います。

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