美容医療・美容外科領域でアフィリエイトを行っている人には衝撃の大きいニュースが舞い込みました。

参考:美容医療HP、広告規制を検討へ…厚労省

概要は、美容医療機関のホームページの情報は施術の効果が誇張されていたりリスクが分かりにくくなっていたりすることが多く、消費者からの苦情が絶えないために厚生労働省が広告配信を規制することを検討するというもの。

もちろんこの規制に関してはリスティング広告やディスプレイ広告も同様に受けるのですが、今回は特に美容領域は多額の報酬を得ているアフィリエイターも多く、アフィリエイトサイトの今後について考察していきます。

(理由は、リスティング広告やディスプレイ広告の場合、GoogleやYahoo!側のポリシーが厳しいため審査落ちしたりと、一定の抑止力が存在しているのに対して、アフィリエイトサイトに対してはほぼ”無規制”の状態だからです。)

参考:ブログ運営者としてGoogle AdSenseの効果が下がってきた理由を考察する(ディスプレイ広告)

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このニュース上の「HP」は医療機関のホームページのことを指しており、アフィリエイトサイトのことではない

注意して頂きたいのが、本ニュースで取り上げられている誇張表現のあるHPというのは、美容医療機関側のサイトのことです。

アフィリエイトサイト運営者は、基本的に広告主(美容医療機関)のサイトの宣伝文句を正として、サイトを作成します。

その大本の表現が誇張であり、広告規制の対象にするよと厚生労働省が検討し始めた訳です。

アフィリエイター側は「大本の表現が誇大表現に当たる(景品表示法違反)から自分達の広告配信も出来ないのか…」と思うのは当然だと思います。

が、アフィリエイター側も胸に手を当ててみれば、多少は加担している点は無かったのでしょうか。

美容医療・美容外科領域(脱毛とかレーシックとか、豊胸とか)のアフィリエイトは非常に高額なアフィリエイト報酬が支払われることもあり、多くのアフィリエイターが参戦する激戦区のジャンルとなっています。(上位表示されているサイトは月の報酬が数百万単位になっていると思われます。)

そのため、通常のホワイトハット(コンテンツを地道に作りこんでいく)サイトでは到底太刀打ち出来ません。

美容医療・美容外科領域ではいわゆるブラックハットと言われる、被リンクがGoogleの検索エンジンの評価の大きな要素になっていることを利用したサイトが多いです。

例えば、「脱毛 比較」という検索クエリを見てみましょう。

何と1ページ目に表示されるサイトのうち、価格.comを除いた全てがアフィリエイトサイト(×医療機関のサイト)となっています。

実例は貼りませんが、コンテンツはどこからか外注してきただけ、中古ドメインからリンクをガッツリ貼って検索順位を上げ、とにかくユーザーを美容医療・美容外科のHPに誘導すればOKという考えのもと作られたサイトが多いです。

消費者の苦情が、そもそもアフィリエイトサイトの情報を信用して公式ページから申し込んだケースも含まれるだろうなぁ(一般ユーザーは公式ホームページとアフィリエイトサイトの違いをよく理解していないのでは?)と思っています。

(そもそも、デリケートな分野であるにも関わらず、内容を精査せずに消費者をコンバージョンさせることだけ意識してサイトを運営している方は、もっと色々と考えるべきだろうといつも思っています。景品表示法や薬事法すれすれのサイトも多いのでは?)

また、スマートフォンの普及率が上がった今、テンプレートに外注コンテンツを突っ込んだだけのサイトに対して不信感を抱く人も少なくないです。

一昔前の味気ないホームページに書かれた情報を信頼するほど、今のデジタルネイティブ世代(特に脱毛をやるであろう10-20代女子)は甘くありません。

また、企業側がオウンドメディアを運営して集客を行うようになってきたという時代の流れもあります。(参考:企業のオウンドメディアがアフィリエイトサイトを駆逐する可能性について考察する)

過去、アフィリエイトサイトを運営していたことのある自分も、今後を見据えたサイト運営のあるべき姿をもう一度再考すべき時期に来ているのでは?と思っています。

参考:アフィリエイターの僕が体得したリスティング・SEOのキーワードの選び方

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