価格.comで、とある葬儀屋の悪評の書かれたレビューをGoogleの検索エンジンにインデックスさせない(検索結果に載せない)noindexの記述をしていたことが発覚し、大炎上しています。

僕はこれまでアフィリエイトサイトを運営していたりしていましたが、最初に運営していたニュースメディアが大炎上して閉鎖に追い込まれた経験を持っています。(参考:ニュースサイトのアクセスの稼ぎ方をマーケター目線で解説する)

恐らくこのニュースを聞いた皆さん(SEOについて知らない人)は扇動記事を見て「あれ?価格.comって、クライアントからの要望で悪評レビューを検索結果に載せないようにしてるんだ!」と思って憤慨しているのだと思いますが、ウェブマーケティングを知っている人間からすれば全く違った視点からこの事例を見ているはず。

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現在、価格.comの口コミ掲示板は全てにnoindexが記載されているが、これは騒動後の実装と思われる

事の発端は、価格.com内の口コミにて小さなお葬式に対する厳しい口コミがあり、そのページ”だけ”検索エンジンへのインデックスを避けるnoindexの記述がなされていたというもの。

実際に価格コムの口コミ掲示板には”noindex“の記述が。

僕が確認した時には、口コミ掲示板全体にnoindexの記載がありました。

スクリーンショット 2016-02-20 15.56.25

そのため、「もしかしたらネット民がこの件を発見した時にすでに全ページに”noindex”が入っていただけで、よく確認していなかったんじゃ?」と思ってトップページがインデックスされているか確認しました。

スクリーンショット 2016-02-20 16.05.25

がっつりインデックスされてる…他の個々の口コミについてもインデックスされていたので、騒動後に口コミ掲示板全ページにnoindexを記述したのでしょう。

※そもそも、クライアント画面でnoindexを設定できる可能性も無きにしもあらずですが、口コミ掲示板はさすがにクライアントの管理外では?と思っています。

そもそもnoindexって何?→検索エンジンのクローラーにページを見れなくし、検索結果に表示させないようにする

SEOの世界では検索エンジンの評価に組み込みたく無いページ(例:サイトマップなどの自動生成ページや内容の薄いお問い合わせページ等)への、Google bot(クローラー)のアクセスを制限することがよくあります。

具体的には、以下のコードを挿入します。

ここの”robots”がGoogle botを指し、”noindex”により「ここから先はクローリング(コンテンツの中身を見るなよ)するなよ」と指示します。

noindexにより検索エンジンにはインデックスされていなくても、サイト内では普通に見れる!

注意してほしいのが、noindexを記述することによりGoogleの検索エンジンから直接このページに飛ぶ事はできません(というより、検索結果に出てきません)が、サイト内からは普通に見る事ができます

悪評レビューページを削除していたら大問題だとは思いますが、そうでは無いということです。

※僕も最初、シェアされている記事のタイトルだけ見て「サイト内の検索結果から除外したの?」と思ってマジかよ…と思っていました。本当に記事タイトルだけで煽ってアクセスを稼ぐバイラルメディア嫌い。

仮にクライアント(小さなお葬式)からレビューを消してほしいと言われての対応であれば、本当に苦渋の選択だったと思う

ユーザーのことを考えれば、真剣なレビューを消すというのは絶対にやってはいけない”禁じ手”と認識していたはず。

だが、お葬式カテゴリーのランキングを見る限り、小さなお葬式はランキング1位であるビッグクライアント。

そもそも口コミというのは全員の意見ではなく、実際に小さなお葬式を利用して満足しているユーザーも多いからこそのランキング1位なんだと思います。(お問い合わせ数ではありますが)

小さいお葬式との契約が切れることは、カカクコムへの事業影響も少なからずあるでしょう。

と考えると、noindexを記述することにより、検索エンジンに表示させないようにする代わりにクライアントの矛を収めサイト内には普通に表示する事によりユーザーには嘘を付かない(かつ小さなお葬式を使いたいユーザーの選択肢を消さない)という、”最善の選択”だったと僕は思います。

食べログの口コミも価格.comのレビューも、ネットサービスの中で一番信頼が置けるとおもっています

価格.comのレビューは相当厳しいガイドラインが設定されています。(参考:http://help.kakaku.com/kiyaku_review.html)

ユーザーの事を考え抜いて成長してきたサービスを運営してきた会社だから、きっと気の利いた返しをしてくれることでしょう!

noindexはお手軽なんだけど、今後はrobots.txtに書いた方が良いかな?

参考:http://bazubu.com/robots-txt-16678.html

今回は、SEOについて多少の知識がある人がページのソースコードを見て、noindexの記述を発見した事により起きた事例です。

実はGoogleの検索エンジンにインデックスさせない方法は他にもあります。

robots.txtファイルでGoogle botを特定のページ(ディレクトリ)だけ弾く方法もある

具体的な書き方はこうです。

価格.comの口コミ掲示板の場合、URLはパラメータではなくディレクトリで切られています。

そのため、上記設定も可能だったと思います。

noindexはウェブを少し知っている人ならばほとんどの人が知っていますが、robots.txtの存在はSEOに詳しい人でないと知らないと思います。

robots.txtファイルはルートドメインと同階層に置くため、URLの後ろに/robots.txtを付ければ誰でも確認可能ですが…

そう…この方法も詳しい人が見れば分かるんですけどね。

 

レビューサイトってある程度の批判が無いと、成り立たないものです。

ここら辺の舵取りは本当に難しいよなぁと思います。

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